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口腔ケア
お年寄りのお口の中の口腔ケアの必要性が叫ばれています。
私も遅まきながらその重要性にきづきました。 最近は往診先で熱心に口腔ケアの重要性を説いています。 お年寄りの死因の第1位は肺炎なのです。 肺炎のうち80%は誤嚥性肺炎だそうです。 誤嚥というのは気管内に異物が侵入することです。 お年よりは反射の能力が劣っていて、むせることができなくなっています。 睡眠中に唾液を誤嚥する可能性があり、口の中が汚れていると細菌を一緒に 誤嚥してしまい肺炎を起こしてしまうのです。 突然肺炎で熱を出したりすることが多い場合は誤嚥を疑うべきです。 誤嚥性肺炎を予防するには口腔内を清潔にすることしかありません。 お年寄りの場合は 歯科治療が終わったら ぜひ定期的な口腔ケアを受けるようにしてください。 #
by satohn16
| 2007-04-16 21:35
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インプラント
最近インプラント治療が認知されてきています。
以前のインプラント治療ははっきり言ってとてもお勧めできるようなものではありませんでした。 しかし骨と直接くっつくインプラントがここ10年くらいの間に出てきて、良好な結果を残せるようになりました。 入れ歯で悩んでいる人や、自分の歯を削ってブリッジにしたくない人には1つの選択肢として 考えてみてもいいと思います。 費用は安くはないですがその費用に見合う価値は十分あると思います。 ただ治療期間が少しかかるのであまりあわてずに治療期間を見てください。 じっくりと腰を落ち着けてやる治療です。 ゴールにたどり着くまでがんばって通ってください。 #
by satohn16
| 2007-04-09 06:29
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零細企業
歯科医院はつくづく零細企業だと思います。
スタッフは少ないし、社長(院長)は休んだらすぐ業務がストップしてしまうし、 おちおち風邪もひいてられません。 スタッフが一人でも休もうものならもうてんやわんやになります。 それなのに労働基準法は厳密に存在して、零細企業を苦しめます。 何か割り切れないものがあります。 もう少したくさんスタッフを雇う余裕があればいいのですがとてもとても。 忍の一字でがんばるしかありません。 因果な商売だなあとため息ばかりが出ます。 #
by satohn16
| 2007-03-23 21:35
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早期治療
歯科疾患はとにかく早期治療です。
虫歯や歯周病がひどくならないうちに治してください。 痛みや腫れが出てからでは遅すぎます。 虫歯が神経に行ってしまうと神経を取らざるを得ません。 そうするとその歯は坂道を転げ落ちるようにだめになる可能性があります。 神経を取った歯を失活歯といいますが 歯根破折と根の先端が腫れるのが失活歯の2大トラブルです。 痛みがないからといいって安心していないでぜひ歯科医院で定期的に検診を受けてください。 #
by satohn16
| 2007-03-07 21:04
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急患当番
おとついに札幌歯科医師会の急患当番に当たって
歯科医師会の救急医療センターで夜の7時から11時まで診療してきました。 結構外傷とか歯がいたいとかの患者さんが来て 後半に忙しくなり終わったのは夜の12時過ぎてました。 外科処置のオンパレードでした。 最後の人は埋 伏した親知らずが腫れていましたが、さすがに12時から抜歯はできないと思って投薬で様子を見ました。 でもなんとかきちんとこなすことができたんじゃないかと思ってます。 夜に突然歯が痛くなったときにちゃんと見てくれる場所があるのは とてもいいことだと思います。 今日もまた自分の診療室でがんばります。 #
by satohn16
| 2007-02-22 07:01
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